スケジュール表を埋めるというのは現在を未来に売り渡す行為

またまたほぼ日の学校から。

ゴリラから学ぶ 「幸福論」と「未来」 | 山極壽一

https://www.1101.com/n/s/school_lecture_29

「スケジュール表を埋めるというのは現在を未来に売り渡す行為」

「日記は過去というものを振り返る作業」

「過去の上に今があるということで その今が重要」

 

とても面白い話だったのだけど、今の私が一番印象的だったのは上記の言葉。

幸せは今にあるのに現在を未来に売り渡していいのかと。

確かにスケジュールも大切だけれど今をもっと大切にしないでどうする。

今の人は日記を書かなくなったとあったので、これもタイトルは日記だし、山極さんのお話を聴いたという過去を振り返ることになるので書いてます。

ちょっと感想から話は離れるけれど、過去は変えることができると聞いたのはいつのことだっただろう。そして、それは本当のことだと思ったのはいつだったろう。何かが起きたという事実は変えることができないけれど、その意味、その時の相手の気持ち、意図、自分の解釈は後から変更、修正がいくらでも可能で それによって過去の意味、自分の過去から現在までの全体のストーリーの流れも大きく書き換えることまで可能になると。

だから過去を振り返ることは今を見つめること。今は解釈しなおすことになるのだろう。未来は不確実なので解釈の前に起きる事柄すら特定できず事項によってまたストーリーが変わってしまう。

感想がまとまっているわけではないので散漫だけれどメモしておきたいと思ったのでアップします。

 

その他に印象的だった言葉は以下。辛い時に何をすることもできないけれど寄り添うことだけはできると思っている私にとって有難いと思ったと同時に、今のリモート社会に不安を覚える言葉だとしみじみ。

 

同じ時間を一緒に過ごす」ことが
いかに大事かということなんです。
信頼とは時間の関数だと思ってるわけ。