敬意と嫌いな人

今日のほぼ日の今日のダーリンは嫌いについて糸井さんが書いていた。何をもって人は人のことを嫌いと判断するのか。

 

読んでいる途中でも私の推測は知らないから。でも、その人のことをよく知らないのは恐れにはつながるけど、知っていても嫌いな人は嫌いであるかもしれない。もしかすると知れば知るほど嫌いになるかもしれない。

 

糸井さんの結論は敬意だった。これは彼の考え方で糸井さんは相手に敬意を払わない人を嫌うらしい。

 

私は基本的に人の好き嫌いはあまりない方だと思う。というか、本当に「好き」「嫌い」が人はに対してなくて、この人のここが好き、ここが嫌いとなるので、そういう意味でとても好きな人にも嫌いというか、あまり好きでない側面もあるし、苦手な人にも好きな面、素晴らしい面があったりするので、その人個人全体をそこまで嫌いになれない。

 

大体すごい人ってお友達には持ちたくないタイプとかいうし。それって、そういうことかなと思ってたりもするんだけど。

 

と書いて、それでは自分にとってその人の嫌い一面とか苦手な一面て何かなと思った。これについてはこれから考えます。

 

こういうきっかけを与えられて嬉しい。

平和とは

この前にも触れたコスタリカの本(丸腰国家)を読み終えた。最後の方のページにコスタリカの人たちに平和とは何かと聞いた答えが書いてある。

 

小学校5年生の答え

「民主主義」「家族」理解」「愛」「人権」「環境」

 

庭師のおじさん

「静寂、平穏。落ち着いた暮らしができること」

 

裁判所職員

「私たちに内在する固有の価値観で、私たちを私たちたらしめる重要なものです。私たちが自由を感じること。私たちの代表を選ぶこと。誰とでも気軽に話すことができること。思ったことを自由に表現できること。」

 

日本人に平和とはと聞くと戦争のない世の中とかそれに近い答えが多いのかなと思う。出発点はそこにあってそれを忘れてはいけないけれどその先に何を作り上げるのかという意識も必要なのかなと考えさせらた。

 

元ファーストレディのフィゲーレスは全てのインタビューをこの言葉で締め括るという。

「平和とは、終わりなき闘いなのです。」

 

常にアクションを要求されるものなのだと気づかせてもらえて嬉しい。

色々繋がる

この自粛期間にほぼ日の学校の古典シリーズを受講して、関連書籍を読んで、それ以外にも普段なかなか読めないような本も毎日少しづつでも読むようにして、その中でばらばらの知識として入ってきたものが何かの拍子に繋がったりすると自分の教養が深まったように感じる。

 

また新しい考え方やものの見方を知って、これまで考えていたことや、既に持っている知識に適用してみると見え方が変わったり、突然整理されて理解が深まったり、他との関係が見えたりする。

 

今日は8月にある高樹のぶ子の「業平」の刊行記念の朗読とお話会の申し込みをした。ほぼ日で古典を勉強する前から日経新聞で連載されていて毎朝読んでいたので、その復習の意味も兼ね、またほぼ日の講座で万葉集の講座の講師の上野誠も登場なんて、自分の中では繋がった!って嬉しくなった。

 

繋がったといえば、先週の日経SDGフォーラムの最終日は教育で最後の講演者が池上彰で彼の話は銃・病原菌・鉄を最近読んだ身としてはとても分かりやすかったし、しかもほぼ日のシェイクスピア講座で出てきたロメオとジュリエットの話まで出てきて意外なところであるテーマに沿った話というものは繋がるんだなあということを嬉しいかったなああ。

永世積極的非武装中立宣言 コスタリカ

コスタリカについての本を読んでいます。コスタリカ永世積極的非武装中立宣言をしている国です。永世中立国だとスイスが有名ですがスイスは消極的永世中立国だそうです。積極的とは仲介などにも積極的に取り組むということだそうで、自国軍を持つスイスと非武装、すなわち軍隊を持たないと宣言しているコスタリカの違いがここにあるようです。

 

自国の軍隊がないので他国から攻撃された時には国際世論を味方につける、積極的な外交を行う、他国の理念と共通するものを前面に押し出し協力、援助を得るなど様々な外交努力を展開しています。

 

日本とは似て非なる国ですね。日本のあり方を色々と考えさせらます。視野を広げてくれて愛がとう。嬉しいです。ずっと考えなければいけないテーマです。

背伸びできて嬉しい

「人間は、わかろうと背伸びしてわからないことを咀嚼するなかでしかものごとをわかるようにはならないってところがある。そういう背伸びを拒絶するようになったら、人間はもうおしまいなんですよ」。

そして、みんなバカになった 橋本治

 

木曜の日経新聞の夕刊の文化欄の目利きが選ぶ3冊に出ていた一冊。戦前のインタビュー7本が収録されているらしい。早速アマゾンで買ったけれどまだ届いていない。Kindleにすればよかったかしらん。橋本治はほぼ日の学校のごくごく飲む古典の講師で登場。現在古典を勉強中でマルクス資本論とビーター・ブルックの何もない空間を併読中で苦労している身には嬉しいお言葉。

 

背伸びしてこういう本を読み始めるきっかけは高校時代の新書だと思う。なんとなく面白そうと思って読み始めるのだれど難しくて頭に全然入ってこない。でも無視して読み進めると後の方のページで、ああ、あの時はこういうことを言っていたのかと合点がいくことがたまに(本当に稀だけど)ある。そういうことを繰り返しているととりあえず難しい本も読める。これが教科書とかなら何度か読み返して理解を深めるのかもしれないけれで、そうでない場合は私は読み難い本を自分が読み続けるための耐性を高めるためと理解している。去年から資本論をひょんなことから読み始めまだ第4巻で半分にも到達していないという遅々たるペースで読み進めているけれど、これを読んでいて高校時代の耐性のトレーニングということを思い出した。

 

そっか、人間としてまだまだだから背伸びしているんだ。わあい!

 

 

期末テストの勉強法

今日は『『日経 ウーマンエンパワーメントプロジェクト
ジェンダーギャップ会議』
ジェンダー平等は企業の経営戦略だ~』

を聞きながら昔のことを思い出せだのが嬉しかったのとそれを忘れてる場合ではないという自戒を込めて。

 

社会ってやっぱり男性が作ったのもので男性のルールで動いていると思うのね。でも最初からそういうルールだからどうしたら女性に都合よくなるのかに気がつくのはとても大変だと昔から思っていて私はずっとこういう例えを使っていた。

 

学校だったら先に期末テストがあると発表し、各人がそれぞれに試験に向けて準備する。個人差もあるけれど男子は一夜漬けかそれに近い直前詰め込み型で女子は数週間とか1週間前から予定をたててコツコツと準備するタイプが多い。どちらがいいということはなく期末試験という平等な試験で結果を出せばいい。

 

社会は女子に前日に明日期末試験だよというようなルールが多いんだと思ってる。もっと早く言ってくれれば高得点を出せるポテンシャルのある女子もなかなか力が出し難い。しかも最初からそういうルールで走っているので自分に合わないやり方だということに気づくことすら難しい。なんらかのきっかけで少しづつ変えていくしかないのだろうけれど、そのきっかけが女性の数を増やす、社員でも役員でも取締役でも。そうすると気づきの可能性は高まるかな。

 

というところまで考えて忘れていた。それを思い出せたのが嬉しい。そしてこれからまた考えることができるのも嬉しい。

 

評価されると嬉しい!

今日は家からリモートでお仕事。久しぶりに長時間働いてれろれろになったけどクラアントからのフィードバックが高評価だったと後から連絡が入って疲れも吹っ飛んだ。わああい!やっぱり評価されると嬉しい。

 

私は絶対褒められて伸びるタイプ。木にも登っちゃうけど。