平和とは
この前にも触れたコスタリカの本(丸腰国家)を読み終えた。最後の方のページにコスタリカの人たちに平和とは何かと聞いた答えが書いてある。
小学校5年生の答え
「民主主義」「家族」理解」「愛」「人権」「環境」
庭師のおじさん
「静寂、平穏。落ち着いた暮らしができること」
裁判所職員
「私たちに内在する固有の価値観で、私たちを私たちたらしめる重要なものです。私たちが自由を感じること。私たちの代表を選ぶこと。誰とでも気軽に話すことができること。思ったことを自由に表現できること。」
日本人に平和とはと聞くと戦争のない世の中とかそれに近い答えが多いのかなと思う。出発点はそこにあってそれを忘れてはいけないけれどその先に何を作り上げるのかという意識も必要なのかなと考えさせらた。
元ファーストレディのフィゲーレスは全てのインタビューをこの言葉で締め括るという。
「平和とは、終わりなき闘いなのです。」
常にアクションを要求されるものなのだと気づかせてもらえて嬉しい。