よろこびの遊びは人生を丁寧に味わう、時間を丁寧に生きること

ほぼ日の学校の講座が無料で開放されている話を昨日も書いたけれど、今日は万葉集の口座から俵万智さんの講義。受講生に短歌を作ってもらう宿題を出してその時に言った言葉。

 

「短歌を作らなきゃと思ったときから、時間の流れ方というか、心の持ちようがちょっと変わったような気がしませんか? 普段だったら、アッと思っても、思いっぱなしで過ぎてしまうようなところを、「あ、もしかして歌になるかも」と思って立ち止まる。そして、言葉を探す。そういう時間が生まれること自体が、私も短歌を作っていて一番いいなと思うことなんです。もし自分が歌を作っていなかったら、アッと思っても思いっぱなしで終わっちゃうだろうな。そういうものを立ち止まって大切に言葉を探していくのは、つまり、丁寧に生きるということになると思うんです。だから、歌を作るのは本当に人生を丁寧に味わう、時間を丁寧に生きる、そういう作業かなと感じます。」

 

彼女は歌人だから短歌でそう感じるのだろうけどれど私はよろこびの遊びをしているから日常の色々なことに敏感になり、感じることも多くなる。それって人生を丁寧に味わう、時間を丁寧に生きることなんだと思って嬉しかった。

よろこびの遊びは人生を丁寧に味わう、時間を丁寧に生きることだと知ることができて嬉しい