小確幸

この言葉を今日知った。今日読んだ何かに書いてあったのにその何かを忘れて、でも元々村上春樹の造語とあったのでそれで検索して出典も発見。

 

小確幸

小さいけれども確かな幸福

 

これって よろこびの遊びと同じだなと思って嬉しくなった。

 

うずまき猫のみつけかた
出版社:新潮文庫
単行本発売日:1996/05
文庫本:255ページ
P.126
生活の中に個人的な「小確幸」(小さいけれども、確かな幸福)を見出すためには、多かれ少なかれ自己規制みたいなものが必要とされる。たとえば我慢して激しく運動した後に飲むきりきり冷えたビールみたいなもので、「うーん、そうだ、これだ」と一人で目を閉じて思わずつぶやいてしまうような感興、それがなんといっても「小確幸」の醍醐味である。そしてそういった「小確幸」のない人生なんて、かすかすの砂漠のようなものにすぎないと僕は思うのだけれど。